懐かしい映像が蘇る!

いづろ画塾

2011年05月31日 16:43




当いづろ画塾には、写真に興味を持つ塾生がおります。
巣立って行った塾生のなかに、大学生になってもなお
デジタルカメラだけではなくアナログカメラの良さにはまり、
塾長から手作業による暗室での現像作業の手ほどきを受け、
創作活動に励んでいる卒塾生がいます。
美大・芸大受験を志す塾生たちは、やがて大学生となれば
パソコンを駆使したデジタルの世界を体験することになります。

しかし、手や感覚で身に付けた物を具現化していく作業の中では、
パソコンも絶対的なものではなく、1本の鉛筆や筆と同様に、ただの道具にしか過ぎません。

当画塾ではアナログとデジタルの両輪での指導を心がけています。
物作りのアイデアを練るための生みの苦しみ、感覚を磨き、感性を高め、
確かなデッサンの力と立体・色彩センス。
アニメーションにおいても、最初の構想、魅力的なキャラクターの創造があってこその
パソコン作業となります。
当画塾で指導するパソコン作業は、こういった下地があってこそ生かされるのです。

当いづろ画塾3Fのデザインオフィス グラフィスでは
8mmフィルムや8mmビデオのDVD化を始めました。

アナログのモノクロ写真現像や古写真の修復はもとより、
今は“映写機”がなくて見られなくなった昔の8mmフィルムや8mmビデオをDVD化することで、
歴史的な遺産とも言える昔の映像にスポットを当て、再び蘇らせようと言う試みです。

興味のある塾生にはその間の作業のありようなどレクチャーしますので
遠慮なく塾長まで申し出て下さいネ!

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