2011年09月13日
9番目の懐かしい来訪者

今年の夏休みもたくさんの卒塾生(美大生)が顔を見せてくれました。
9月になり、そろそろ大学も始まる頃かな?と思っていた矢先
京都精華のコミュニケーションプロダクトの3年生・H君が来塾。
鹿児島滞在は5日間という忙しい合間を縫って
現状報告に来てくれました。
高校時代からカメラ小僧だったH君は、
今もデジタル・アナログのカメラをフルに使いこなしています。
大学でもプロダクトの作品撮影を頼まれることも多く、
「作家の作品に対する想いを理解した上で撮影してくれる。」と好評だそうです。
また、学外での活動にも積極的で、ファッションの仕事に関する撮影を任され、
プロの方々とともに、ヘアーやメイクで磨き上げられた
モデルさんの撮影に取り組んだり、ミュージシャンの撮影に関わったり、
秋にはクラシックバレエ公演の撮影の依頼を受けたりと精力的に活動しています。
“学生”という立場で、様々なプロの方たちと出会い、
「仕事の現場に関わることで、明日に繋がる勉強をたくさんさせてもらっています!」
と語るH君を頼もしく思いました。
今年の春にはアルバイトでコツコツ貯めた資金を手に、パリに20日ほど滞在したとか。
たくさんの写真データを見せてもらい、後輩たちも大満足です。
H君との出会いは、彼が中3の頃でした。
あっという間に過ぎ去った日々。
塾長と繰り広げたカメラ談義の数々。
あの頃と変わらぬ澄んだ目で、ますます、“カメラ道”にはまり
前進し続けるH君の前途が明るいものでありますように…。
またの帰鹿を楽しみにしていますヨ!!
(尚、写真に映っているカメラは、初代ニコン Fです。)