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Posted by チェスト at

2021年01月03日

2021年始のご挨拶

2021年始のご挨拶

2021年です。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

小塾の記事は…昨年2020、年明けの1回のみ(厳密には2記事ですが)・・・おおお。
しかも2019年一年間の出来事を抜粋し『上半期』『下半期』で時系列で羅列する超ド長文でございました。

読ませる気のない不親切なブログだなぁ…とお思いの方もあられたかもしれません。
そのとおり、と自虐的に思うこともありますが…しかし、そうではなく。
気になった部分だけでも、お読みいただけたら幸いです。

めまぐるしい日々の中で、受験生に限らず様々な世代の塾生さんとお話し、相対する日々。
もちろん私やスタッフにも様々な状況があり。
そのなかでは「公的に発信できること」「できないこと」があります。

わかりやすい見出し・要点にマッチした 『#(ハッシュタグ)』…ではまとめられないことばかりで。

発展途上の若い塾生さんにおいては彼らの背景、そして伸びゆく中での考え方の変遷。
一般塾生さんにおいても同じく彼らの背景、そして状況や考え方の変遷があり。…私自身もまた。

これをショーにするつもりはなく。
けれども記録しておくことは必要で。
いつか、記事にできたらと考えています。
それがぐるり回って、誰かのなにかになるかもしれない。ならないかもしれない。

でも今はまだ。
日々のやりとりの方が大事ですし、それが『関わっている』ということなのだと思います。


2020はコロナ禍のもと、例年以上にメール・手紙・オンライン・電話でコミュニケーションし、とにかく文章を書いたなぁ…という年でした。

例年、卒塾生の帰省の際お話を聞くのが楽しみなのですが…今年はそうもいかず。
メールのやりとり、電話やオンラインで話すことが度々ありました。
みな力強く、ときに懊悩しながら闘っている姿に元気をいただいたり切なくなったり。

もちろん鹿児島の状況も例外ではなく、一般塾生さんやデザイン業務のお客様と仕事の厳しい状態を話すことも度々ありました。

そうそう、受験生。
このご時世もあり、なんだかタイミングをはかりかねてしまい(例年Twitterで『Congratulations!』と祝福するのが恒例だったのですが…)。
受験の際は、ご年齢や健康不安をお持ちの一般塾生さんの希望もあり、来校型受験からの帰鹿後は10日間来塾を控えてもらう…という切ない措置もとりました。しかしこれも大事なこと、と我が身に置き換え対応してくれた彼女たちに感謝の思いです。そしてなにより、合格の報を受けた際は…嬉しかった。

夏から年末にかけて総合型入試や学校推薦入試に挑んでいた高校生3名、無事第一志望校に合格しました。
早々と合格の報を受けていた子もいましたが、願掛けと、対策中の子への配慮もあり控えていました。
年明け後の受験を控えている子らの背中を押してくれる、嬉しい結果です。

晴華さん、京都精華大学合格おめでとう!
◆晴華さん、京都精華大学ビジュアルデザイン学科デジタルクリエイションコース合格おめでとう!
はや入塾から2年超、先輩たちの姿を共に見てきました。入試に向けてのプレゼンテーション特訓に参加してくれた塾生さん達にも心より感謝。たくさん生み出したキャラクター達が晴華さんの作品で活き活きと動く日が楽しみです。

雪乃さん、京都芸術大学合格おめでとう!
◆雪乃さん、京都芸術大学[瓜芸]情報デザイン学科ビジュアルコミュニケーションデザインコース合格おめでとう!
意見を交わしながらアイデアを発展させる力、それを汲み取り提案できる力、行動力・会話力、そして造形力に優れた彼女。望んだ学び舎の日々でどんなものを生み出していくのか楽しみです。
総合型入試(体験授業型)を受けることで学びたい大学を明確にし、腰を据えて挑んだ受験でした。

桃子さん、女子美術大学合格おめでとう!
◆桃子さん、女子美術大学アート・デザイン表現学科メディア表現領域合格おめでとう!
skypeで相談に乗ってくれた同学科在籍・先輩ヒナちゃんにも大感謝。心折れずつくりあげたアニメーション、ポートフォリオづくり、デッサン…日々成長と意気込みが強くなっていくのを肌で感じる日々でした。画像は彼女のアニメーション作品『Future』より。

ともにたくさん悩み、話し合ったからこそ得た共感…親愛の情。けれどもそれは馴れ合いではなく時に厳しく。むずかしい。
毎年感じることながら、初対面の頃にはこんなにも互いの距離感が近くなっていることは想定していなかったなぁ…。
そんな日々を共に積み上げていけたこと、また、先輩たちの姿を見て『次は私も…!(パワフルな卒塾生として帰ってくるぞ)』と感じてくれていることが嬉しい。楽しみな子達です。

中学時代の同級生だった雪乃さん・桃子さんが画塾で偶然再会し、ともに研鑽の日々を送ったことも大事な縁。
他の塾生さん・卒塾生たちとの出会いも。共感を感じたり、憧れたり。ときに教訓となり。
画塾に来ることがなければ出会うことがなかった、『今までの自分』では想像できないほかの子の背景、思いや変遷、年上の方達とのやりとり。

他校へ進学する子ら含め、互いの学びを話し合う関係でいてくれたらな、と思います。

良い結果が出せてひとまずホっと…してる間も無く、年明け受験の子らもいます。
もちろん一般塾生の方々も。

まだまだ気を抜かずに頑張ろうと思います。

2020描き納め日の画塾にて。
▲2020描き納め日の画塾にて。…マスクのない記念写真を撮れる日がくることを願って。  

Posted by いづろ画塾 at 11:04Comments(0)受験

2019年01月04日

2019年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
2019年も地道に一歩ずつ。みなさまと共に歩んでいけたら幸いです。

2019年新年のご挨拶

▲本年度のいづろ画塾(&グラフィス)年賀状。
2018年はスプレーにハマる塾生さん、スプレーアートに取り組む卒塾生…と一部でスプレーが流行したこともあり、年賀状はスプレーを使って制作してみました。どうやって作ったのか想像してくれると、ちょっと嬉しいです。


少人数ながらも今年11月には15歳になるいづろ画塾です。
個性溢れる塾生・卒塾生みなさんのお陰で、久々に来塾した方に近況をお話しするたび
『ここはいつ来ても何かが起こってて、飽きないですね~!』と笑われるのは…喜んでいいことなのだと思います。

受験生はいよいよですね。
体調管理に気をつけて、気合い入れていきましょう!!

ななこさん、建臣クン作品
▲中学生の頃通ってくれていたななこちゃんは塾長の話題を共有できる子のひとり。所作や言動がだいぶ大人っぽくなりました。
 出身高校の後輩でもある建臣くんはド根性と冷静な分析力の持ち主。


和沙さん、真央クン作品
▲繊細な表現から大胆な着彩、立体…多様な表現を楽しみ取り組む和沙ちゃんもいよいよ受験生。
 最近の入塾なれどガッツと集中力が魅力の真央クン。


梨里花さん、制作風景とデッサン
▲梨里花さん人物頭像制作風景(パステルで顔色をナチュラルにしているところ)&デッサン。人物頭像についてはまた今度…。

いち早く自己推薦入試で合格したのは梨里花さん。
高2の頃から徐々に希望進路として思いを強くしていた武蔵野美術大学日本画学科へ進学します。
本人が専願していたこと、また本年度の日本画学科は一般・センター利用入試定員数が減り、推薦の定員数が増えたことから11月が本番でした。自己推薦入試は1次審査通過後2次審査…というながれで、ポートフォリオ制作・実技(鉛筆デッサン)・面接対策の日々…。この頃のお話にもドラマがありましたがまた今度(すみません、いつか本当に書きます…というネタが溜まってます)。今後も油断せず、自分の感性・技術の引き出しを増やしていこうネ。

年度・学校によって入試方法の定員数が変わることがあります。志望校が決まっている学生さんは要チェックです。

センター試験から大学入学共通テストへの移行や、AO入試が一部の私大にとって主流になっている(定員数を見る限り)現状もあり、入試内容も美大芸大のありようも変わっていく(問われている)過渡期のように感じています。

合格はもちろん目標のひとつですが入学後も道は続いていきます。
いろんな角度から考えること・ものの見方・捉え方、それを実際にアウトプットできる技術。
…それら『自分の引き出し』にストックしたものを自由に出し入れしたり、適宜味付けを変えてみたり
そんな柔軟さを得るには、いろんな経験を無駄と思わず楽しんで取り組める心の余裕(マイペース)は大切だと思います。…難しくとも。


2018年4月に新1年生になった面々も頑張っているようです。
 京都精華大学 油画科 春恵ちゃん
 武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 悠ちゃん
 大分県立芸術短期大学 美術科 美穂さん、デザイン科 綾香ちゃん
 鹿児島大学 教育学部美術 詩歩ちゃん
 鹿児島県立松陽高校美術科 花香ちゃん

画塾では受験生として頑張っていた子らが時々知らせてくれる大学での様子や課題(文章,画像,動画)は、後輩達が自分の進路について考えるうえでとてもありがたいです。勿論楽しいばかりの報告でなく、新たな場での懊悩や葛藤含めて。
時折胸が痛くなるものもありますが…時間を経て乗り越え、再び連絡をくれたときには嬉しかった。

大学生から届く便りは、一般塾生さんにとっては『美大生って日々どんな勉強をしているのか』。
卒塾生にとっては『他大学・他学科に進んだあの子はこんな学習をしているのか…』と刺激になったり。
公立大学では学びに地方色があったり、大学ごとに学べる英語以外の外国語の種類や数に大きな違いがあったりと、興味深いです。


さて話題は尽きませんが…締めに2018年の塾生さん作品・スナップなどをご紹介。

ゆかさん、久美子さん、美佐子さん作品
▲ゆかさん、久美子さん、美佐子さん。

睦実さん、まどかさん、まっちゃん
▲睦実さん、まどかさん、まっちゃん。
 睦実さんは…祝☆昨年11月にお母さんになりました! 落ち着いたら是非、お子さんとお越し下さいね。

晴華ちゃん、麻菜ちゃん、遥貴ちゃん作品
▲晴華ちゃん、麻菜ちゃん、遥貴ちゃん

Ariさん、Epimbiさん、Mさん
▲Ariさん、Epimbiさん、Mさん

花香ちゃん、翔太クン、絵万ちゃん
▲花香ちゃん、翔太クン、絵万ちゃん

カナちゃん、Yクン
▲カナちゃん日本画。
 右端は時折フラリと画塾にやってくる通称『手のヒト』、Yクンの個展会場から送られてきたスナップ。左からミホ、カナ、Y…山下。

カコちゃん、春恵ちゃん、Ariさん
▲久々に訪れてくれたカコちゃん(神戸芸術工科大学4年)は現在『コンテンポラリージュエリー』を制作しています。今春、大学院へ進学します。

下小野田 夏子さんの作品はこちらから↓(外部サイト:Pinterest)



さいごに…昨年9月は、塾長である父の五年祭でした。お電話くださった方々、ありがとうございます。
毎年命日に訪れてくれていた優愛ちゃんが着ていた制服は、松陽高校のもので。
画塾に通っていた頃以前からピアノをずっと頑張ってきて…音楽科に合格しました。
心からおめでとう。そして、ありがとうね。

優愛ちゃんと共に。
▲優愛ちゃんと共に。  

Posted by いづろ画塾 at 15:57Comments(0)塾生作品受験

2017年04月14日

桜咲く-2017受験結果報告

桜咲く-2017受験結果報告

4月も半ば。新入生の皆さんは学校にそろそろなじんできた頃でしょうか。
私たちはというと、センター試験以降~3月の受験生への対策後(中)、デザイン業務ほか諸々と立て込み…4月上旬までフル稼働でした。
しんみりしている間もなかったような、なんだかポッカリしたような。
今回もまた濃い日々だったなぁ…と、思う次第です。

今期は、近年中でも特に受験生が(小塾にとっては)多い年でした。
ここ3年、『合格実績!』と宣伝することがないので慣れないですが、各人の進路は下記のとおりです。

〈一般入試〉
女子美術大学メディアアートコース Hinaちゃん(2015・高2の12月入塾)
多摩美術大学統合デザイン学科   Yukikoちゃん(2014・高1の9月入塾)   
yukiko&Hinakoコンビ

〈夏期AO入試〉
京都造形芸術大学アートプロデュース学科  Setoちゃん(2015 4月入塾〈高卒1年目〉)
京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科 Kuraクン(2015 高専2年・9月入塾)
京都精華大アニメーション学科       Oniクン(2015 高2・7月入塾)
京都進学チームのsetoちゃん、oni君、kura君

〈高校入試〉
松陽高校美術科 推薦 genkiクン(2015年7月入塾)、かほちゃん(2016年10月入塾)
松陽高校美術科 一般 心愛ちゃん(2015年10月入塾)、まりやちゃん(2016年2月入塾)
松陽高校1年生、genki君、kahoちゃん、kokoeちゃん、mariyaちゃん

人数は一般塾と比べとても少ない小塾ですが、
それぞれとたくさん話をし、試行錯誤した日々でした。

センター試験後2017年2月入塾した2名、
岡山県立大学デザイン工学部を目標に2週間弱たたかったRikutoクン、
京都工芸繊維大建築科は2次試験の学科配点も高いため、7回のみの通塾となったzonoクン。
望んだ進路に導くことはできませんでしたが…ふたりとも、初めてのデッサンに悩み、
ときに活き活きと描く姿、顔に鉛筆の黒鉛がついてる事も構わず夢中で描く姿が印象的でした。
結果が分かったのちも、元気な顔を見せてくれてありがとう。
画塾での日々がこれからの歩みの中で、ささやかな一助となることがあれば嬉しいです。
rikuto君、zono君の最終日デッサン


ばらばらの進路。
しかし一見バラバラと思っていたものに、実は通じる部分がたくさんあったことに気づいた年でした。



2016年から2017年諸々の出来事
また、同級生、先輩後輩、一般塾生さん各人のキャラクタのおかげもあり、
それそれの立場や年齢に壁を隔てない、良い雰囲気ができた年でした。

一般塾生さん(中学生~20、30代、60,70代の方)の来し方や日々のお話、
いつかは…!と、本業にすることを模索している方、
あるいは創作を人生の良き友としてのびのびと、時に真剣に制作する姿。


年若い学生さんたちが必死に描く姿、学校での話。
鬼のようなモチーフや難解なお題に取り組む姿。


ぶらりと訪れてくれる卒塾生。
大学生は美大での話を。社会人になった子は社会人なりの姿を。

各世代がお互いの作品や考え方に興味を持ち、話し、相乗効果が生まれました。


社会人になった卒塾生も増えてきました。
その年々で、考え方や経験の蓄積でうまれた自信や悩みの種類が変遷していくのは、
はらはらするとともに、頼もしくなったなあ…と感慨深くなります。

____________________________________________
suzu君、在塾時の懐かしい作品など。

鹿児島市のS大学在学時から通塾し、
大学卒業後2年の時を経て、現在東京でアニメーション原画マン研修中のSuzuクン。

在塾時、美術系高校や大学を目指す後輩たちの姿に
『自分ももっと早く、この進路に進みたい、と思えたらよかった…』とぼやいていたこともありました。
時折そのスポットに落ち込むこともあれど、
現場で先輩たちの姿や技術を吸収し自分の力にしようと踏ん張っています。

Suzuクンが時折メールで送ってくれる現場での話を興味を持っている後輩たちに話したり、
一般塾生さん情報から開催を知った『アニメーション会社の講習会』に後輩クンたちが参加し、彼にもその内容を伝えたり。
折々の場面でそんな『つながり』も、生まれた年でした。

講習会では「アニメの勉強をアニメからのみでしてはいけない。映画をいっぱい見なさい」といわれたそうで、
数人の塾生さんを募って「おすすめ映画」情報を共有しあったりしています。


メールやショートメール、SNSなどで相談や連絡のやり取りをすることも多くなりました。
塾生さんが制作した動画や撮影した写真・作品、撮影したスナップ写真を共有できたり、相談にのったり。

便利になったものだ…と感じるとともに、『便利さを上手に使うこと』の必要性も感じます。

用途・目的に応じて使い分けること。
文面でのやりとりに依存せず、大事なことは直接話をすること。…すこし勇気はいるけれど。


卒塾生せんだちゃん来訪!
▲ 卒塾生Yuiちゃん来訪! 背景はgenki君作の『水彩+塩』を使わせていただきました。

先日はムサ美芸術文化学科卒、現在は旦那様の関係で幼稚園のお仕事に携わっているYuiちゃんが訪れてくれました。
塾長急逝後、わたしは責任感で張りつめていて、彼女は確かご結婚前で…
やっと、ゆっくりお話ができた気がします。

今期新入生となった皆が知らない『おひげの塾長』のヤンチャの数々(笑)や、『こうでもない、ああでもない』と、塾長と格闘した自画像の思い出(今度は自画像リベンジをご希望とのこと。楽しみにしていますヨ!)
真夏の屋上で100号の絵を描いたこと。描きあげて、スタッフと一緒に床の絵の具を掃除したこと。100号がなかなか車に入らなかったこと。…他にもたくさん。

しんみりでなく、父のことを『まったくもー』と、愛情を持って語り合える人がいる。
それぞれに塾長との思い出がちゃんとある。
とても嬉しいことです。

『落ち着きましたか?』
久々に合う方によく尋ねられることばです。
『落ち着く』って、なんだろう? 私にとっては、なにも変わらない。そう思っていました。
彼女との会話を経て、なんとなく『落ち着いてきた』ってこういうことなのかしら、と考えるのでした。

また、その日の夜、下記のようなメールを頂いて
改めて、しっかり立たねばならないと思いを新たにするところです。

“画塾は私にとって、自分が育った畑のような場所…と言ったら変かもしれませんが笑、、自分が沢山栄養を貰って、のびのびお日様を浴びて育った事を思い出すのです。私の悩みも塾長始めスタッフの皆さんが何回も受け止めて下さって、、それが無ければ今の私はないと思います。その画塾でまた様々な人が自分を磨いている姿、卒塾生が頑張っている姿を見ると、私もがんばらなくちゃ!と励まされます。皆さんも色々なものを抱えながら、日々闘いながら、研鑽されているのでしょうね。そんな一人一人の姿、ある意味人生と向き合うのは、さらに大変な事と思います。”

一部抜粋させていただきました。せんだちゃん、ありがとうね。

皆に会えて良かった。改めて思うこのごろです。
  

Posted by いづろ画塾 at 19:11Comments(0)受験卒塾生

2015年02月15日

進路、とは

タイトル画像

昨年末に入塾した、高校3年生Mくん。
高校での最終三者面談の席で、これまで志望していた工学部からからおおきく転換、公立大学のデザイン科を志望。(しかし本人の中では胸に秘めてきたもののようでした)
2次試験として課せられている『実技』対策のため当塾を訪れ、体験後、入塾を希望してくれました。

美術系ならば、『実技のみを磨けば良い』か?…否。

国公立系大学の場合、センター試験の結果も大きなウェイトを占めます。(※美術系では、全教科でなくセンター試験内から『選択科目』とする学校が多いです)
私立系美大に於いても、学科が『全く必要ない』わけでは勿論、ありません。

独自の学科試験や、センター試験の点数と実技試験の点数を合算し合否を決める『センター利用入試』という形式を設ける学校もあります。
(美術系を擁するすべての学校が、というわけではありません。『実技のみ』あるいは『センターのみ(実技なし)』で合否を決める方式を設けている学校もあります。)

ただ、入学後の学びを考えると…学力・実技力ともに、ある程度は携えた状態で進学される事は望ましいかと考えます。


Mクンは昨年11月の入塾後、学校を終えてから夜遅くまで実技力アップに取組み続け、
点数配分上『とっておきたい』センター試験の準備に不安があると、1月前半は勉学に専念しました。

志望大学はセンター試験の成績配分も大きいため、それはそれでヨシ、ただし、
『描かなかった』期間ぶん、伸び盛りのキミだからこそ、『元に戻す』期間が必要になることは告げていました。画塾に通えないとしても時間を見つけて、対象を観察し手を動かすことは続けておいてね、と。


−明けて1月。
実技の経験不足を補えるほどには芳しくなかったセンター試験の結果を受け、
進路相談の先生に、彼の希望とは別の、デザイン科を有する国立美術系大学を進められました。
…その大学では、『センター試験結果』よりも『実技』に点数配分が高く設定されていたためです。

センター試験結果『のみ』で照会すれば、『安全』…のように見えたのかもしれませんが、その学校の『実技試験』は、内容も様式も、これまで取組んできたものとは全く異なるものであり、
そもそもそこは、本人がこれまで全く意識したことのない大学でした。

先生にその進路変更の提案を受けて悩み、電車に乗り遅れて来塾が遅れそうだとお母様からお電話を頂きました。


自らの夢を語るからには、自らリスクも背負わねばならない。
私は現在の志望大学で貫くことを、すすめました。

すると、『やっぱり』といった雰囲気でふ、と笑ったお母様。
…意外な反応で、正直、戸惑いました。

『それであなたはどうするの?画塾の先生に相談してみなさい』
滅多に電話をかけてこない息子さんからの相談の電話に、そうアドバイスしたところ、
『…画塾の先生は、止めないと思う』と、本人は言ったそうです。

…出会ってからそう日は長くないのですが …わかってらっしゃる。


経験不足を承知で自ら希望を宣言し、励んでいる現時点においては、
彼は『それ』に全力を尽くすべきと、考えたゆえです。



Mくんを迎える準備をしながらも先ほどのやりとりを反芻。今後すべきことは…ウ〜ム…。

…横で黙々とヘルメス胸像のデッサンに取組むKちゃんに、ふと話しかけたくなりました。


彼女は鹿児島市内の普通科高校卒業後、昨年春に当塾へ入塾。
AO入試で女子美術大学のビジュアルデザイン科に合格し、今年の春から美大生となります。

高校3年生の進路選択の際、周囲が受験を当然とする流れの中、あえて受験をせず、4月に画塾の門を叩きました。

見学に訪れ入塾した当初は、経験不足による不安と、
『決めたからには、後には退けないのだ』という強い意志がないまぜの印象でした。

カメラに興味があり、被写体やモチーフとして建造物や鉄塔、電柱に美を感じる彼女。
話を聞くほど内面に秘めてきた情熱を感じ、写真や立体…、様々な体験をさせてきました。

進路を吟味し、心に秘めてきた夢を叶える場として強く惹かれた『女子美術大学』の学校理念や方針に共鳴し、そこでの学びを強く希望。
…努力の結果、そこが次のステージと決まった今だから。

『…高校3年生当時、Kちゃんは、どんな心境だったの?』

聞いてもいいのかな、と思いました。

普段から言葉少ななKちゃん。…少し考え、笑顔でひとこと。

『…すっっごく、イヤでした。』

曖昧ながらも、やりたいことがある。…けれどまだ形にならない。
流されない、流されたくない。でも明言しない(できない)、
孤独なたたかいがあった高校生時代の彼女を、ふわりと感じました。



かつての塾生さんにも、彼女のように『模索期間』を設け熟考した進路に進み、
その先でもまた模索、試行。たたかい…思考、模索…を繰り返している人たちがいます。
みんな、今もなお奮闘中。

求め、掴む。…掴んだ!
…でもそれは『ゴール』ではなく『新たなはじまり』でもあり。

あるいは、学校の『合否』という『わかりやすい』事象として、掴めなかった。
でもそれは決定的な敗北なのか?…否。

『わかりやすい』他者から見るところの『成功』を、その『とき』は掴めど、それは当然、永続的なものではなく。
自らの精神の血肉とならないならば、形骸的なモノにどれだけの価値があるのだろう。

高みを求め続けるのならば。…模索し続ければ。
何らかの『答え』が得られるはず。

…たとえ、当初考えていた『わかりやすい』結果ではなかったとしても。

いつかの記事にも書いたことに重複してしまいますが…私は、そう思います。



塾長のことのあと、新規入塾者様の受け入れを迷っていた頃に出会ったKちゃんは、
昔、彼女と似た進路の選び方をした塾生さんとどこか似た面差しで。
…懐かしいものを感じさせる子でした。

先の自分のためにとアルバイトを続けながら、合格後も画塾に通い続けてくれました。
合格後も『ここ』に通う価値を持ち続けてくれたこと、嬉しかったです。

彼女は2月一杯で卒塾します。レギュラーの旅立ちは寂しいけれど、
自ら考え、もがき掴んだ『道』で、『なにか』を得るであろう彼女と、卒塾生として再び会える日が楽しみです。

ペットボトルの表面に反射した画塾のモチーフ達。


冒頭の画像の正体は、ペットボトルの表面に反射した画塾のモチーフ達。(Kちゃん撮影)







先述の
『自らの夢を語るからには、自らリスクも背負わねばならない』

…この言葉は当然、常に、私自身にも還ってくるものです。
私は、その覚悟のもとに歩んできたつもりです。

なれど、その覚悟も、年を経るごとに、
いかに甘やかなものであったかと恥じたりもします。
でも当時の自分にとってそれは、精一杯のなかで想像しうる『世界』でした。


当時の私と同世代の若者たち、
高校生、浪人生、大学生、社会人…さまざまの中には、
より過酷な状況に於いてもなお、真摯にものづくりに取組む子もいます。
人生を模索している子がいます。


期限なき夢。期限りある人生。

夢を抱え挑み、もがくひと。
身の上に起こる、現実の状況に身動きとれぬひと、…そこから飛び出すひと。
『大人』としての自分の役割を担うひと。
生きる傍らの友人として、創作にいそしむひと。

…そのなかに優劣はなく、一概に、『是』だの『否』だのと、いえないことばかりです。


現在も第一志望の公立大学試験に向け奮闘中のMクン。
同じく公立大学試験に向け、ひた走るSKちゃん。
…結果を待つ子ら。
社会人経験を経て、新たなる旅路に漕ぎ出すmaricaさん。

みな、各人の覚悟のもとに、励み、旅立とうとしています。

私どもはただ、ここに在り、全力でサポートを行うとともに…
自分に課した『覚悟』や『頑張り』に押しつぶされそうになったときの、寄る辺となれたら。
…そう思うのです。  


Posted by いづろ画塾 at 17:40Comments(0)受験塾生

2014年03月14日

サクラサク、春。

サクラサク、春。

本日の松陽高校の合格発表日が
今期のいづろ画塾の受験生さん最後の発表の日でした。
我々スタッフも朝からそわそわしているなか、
待ちかねた電話が…!


大学・高校受験生…全員、合格です。

皆が、自分の望んだ場所での春を迎えることができます。

おめでとう。みんな、
本当によく頑張りました・・・!

つらい出来事の中も挫けず、
信じてきてくれた皆さんに、本当に感謝の思いで一杯です。

新しいスタート地点に立つという事は
新たなる試練のはじまりでもあるけれど
これからの歩みの中で困難にであったとき
心の寄る辺のひとつであれるよう、
私たちも精一杯、立ち続けたいと思います。

ほんとうにおめでとう。ありがとうね。

2014画塾ガールズ1

左上:着実に描写&文章力レベルアップ!Eさん
左下:カメラに納まらないデッサン&クロッキー群とともに…Eちゃん
右上:塾の壁に貼られた大量の作品を前に思わず写真を撮るSさん。
右下;遠い中遅くまでいつも頑張った!Mちゃん


中3コンビ
本日合格の連絡をくれた中3コンビ。こんどは制服姿で遊びに来てくれるとの事。楽しみにしています!

そして次なる受験生たち…
新受験生
受験一辺倒ではなく、さまざまなことを楽しみ、
『先の』自分のためにたくさんの引き出しをつくってほしいとおもいます。
学校選択にまだ迷うところですが、
自分がいきいきと過ごせる場所を模索してゆきましょう。
  

Posted by いづろ画塾 at 22:12Comments(0)受験

2013年02月23日

受験生奮闘記!其の五

いづろ画塾_平面構成

2月25日・26日に本番の受験を迎えるMちゃん。
24日出発だとばかり思っていたら、

『飛行機が雪のため欠航する事もある時期なので
念のため23日に出発します!』
22日の夜、帰る頃になって突然そんな話をはじめるものだから
スタッフ一同大慌て

粘土

立体用の粘土べらやカッターナイフ、平面構成用のコンパス等、
持って行くもののチェック!
『荷物はもうホテルに送ったので、あとは手荷物で機内に持込みます!』

『カッターや、鋭利なへらなんかは機内持込みできないよ。
 コンビニから速達でホテル宛に送ったら!』
ドタバタ、ドタバタ………………………

よ〜し、準備万端!気合い注入のハイタッチもすませ、『いってらしゃ〜い!』

ところが、翌朝、あわてて階段を駆け上って来る足音。
『Mちゃん!!』
『筆を忘れました〜!!』

なんとも慌ただしい出発となりました。

Mちゃん!試験は落ち着いていつもの調子で頑張るんだよ。



出発後の残骸。苦闘のあと。

いづろ画塾_ペーパークラフト

いづろ画塾_油土  


Posted by いづろ画塾 at 16:06Comments(2)受験

2013年02月22日

鹿児島から難関美大受験に挑戦!

いづろ画塾_着彩
私立美大・一部公立大の受験・合格発表がほぼ終わり、
今年の美大受験も大詰め!

あとは、国公立の難関校を残すのみとなりました。

Hちゃんは、
12時間の鉛筆デッサン
11時間の着彩    対策に励み

Mちゃんは
4時間の鉛筆デッサン
3時間の平面構成
3時間の立体構成  対策に取り組み

Tちゃんは
3時間の鉛筆デッサン
2時間の彫塑
鑑賞美術の文章表現 対策に没頭中!

志望校ごとに出題内容が違うため
個別の指導が必要です。

いづろ画塾_デッサン

いづろ画塾_着彩

高校3年生という忙しいこの1年間の日々
志望校や志望学科に迷いながらも
それぞれの人生について、今後の生き方について
深く考える日々でしたね。

本番まであともうひとふんばり
今の頑張りと必死の思いをぶつけて
入学後の次のステージへ向かおう!

いづろ画塾_デッサン

いづろ画塾_立体  


Posted by いづろ画塾 at 16:44Comments(0)受験

2013年02月21日

合格発表!ドキドキ

いづろ画塾_合格だるま

本日、PM1:00は崇城大学の合格発表!
塾生の受験番号を確認するときのドキドキ感!
おー!良かったー!

O君 見事合格!!おめでとう!

また、PM2:00は大分県立芸術文化短期大学の合格発表!

Mちゃん 合格!おめでとう!!

Mちゃんは、即、はずんだ声で電話をくれました。
『平面構成の塗りが美しくできなかったので不安だったんです~。』

塾長
『いつも通りの力強いデッサンと平面構成だったんだネ!』

受験生皆が不安を抱えつつ迎える合格発表日!

ひとつひとつのステップを経て、みんな強くなっていくのでしょう!


尚、本日2月21付の合格実績をアップしました。
いづろ画塾HPの『合格実績』をご覧ください。  


Posted by いづろ画塾 at 18:35Comments(0)受験

2013年02月20日

合格発表日!あったー!!

いづろ画塾_合格だるま
本日は武蔵野美術大学の合格発表日
当画塾のスタッフは、PM1:00の発表を前に
全員でパソコンの前にスタンバイ!

日本画学科の番号は………
あったーーーーー!!
おめでとうHちゃん。
彼女は昨日
『結果が出ても、教えないでください!!』
不安がぬぐえず、
もし、不合格だったら…との心配からの発言でした。

塾長が確認後、
重々しい表情で(わざとらしく小芝居)
『ちょっと確認してほしいことがあるからおいで…』と
パソコンの前に
怪訝そうな表情の彼女。転じて破顔一笑!!

おめでとう!の嵐に包まれました。

当ブログの『受験生奮闘記!』にも登場した
フィキサチフ事件?!を乗り越え
見事に合格!

毎日、毎日、デッサン、着彩にあけくれたHちゃん。
努力が報われたネ!

これから国公立難関校へ向かう塾生たち。後に続けー。

いづろ画塾_合格Hさん  


Posted by いづろ画塾 at 19:14Comments(0)受験

2013年02月18日

受験生奮闘記!其の四

いづろ画塾_イラストレーション

入塾当初は数ある美大のなかで自分がどこを受験するのか
迷っていたH君。
夏のAO入試、秋のAO入試で次々と合格を果たす塾生を尻目に
まだまだ迷いの中で、デッサンを中心に実技力アップをはかる中
『一番やりたいのはイラスト制作』
『一番行きたいのは京都精華』
というようになり、
作品作りや作品の説明、構想イラスト&趣旨説明、面接と
数々の対策をこなし
いざ、本番!
終わってみれば、
『構想イラストに工夫が足りなかったかも…』
『作品の説明を流暢にこなしている受験生がいて…』
どちらかといえば、口下手なH君は、
受験後、少し自信をなくしているようでした。

いづろが画塾_イラストレーション

そして、合格発表日!
結果は…。
見事合格!!
おめでとう!!

『本当に合格したんでしょうか?』
この期に及んでもまだ不安げなH君。

いづろ画塾_イラストレーション

『まだまだ力不足なので、入学直前まで画塾で頑張ります!』
どこまでも謙虚なH君です。
その意気込みがあれば、キミの未来は明るいヨ!  


Posted by いづろ画塾 at 10:30Comments(0)受験

2013年02月16日

受験生奮闘記!其の三

いづろ画塾_合格
仲良く合格!おめでとう

先日、松陽高校美術科推薦入試の合格発表がありました。
当塾から受験した二人組、Nちゃん、Oちゃん、揃って合格です!
本当におめでとう。

Nちゃんのほうが先に入塾し、後に仲良しのOちゃんを誘って
二人で励まし合いながらデッサンに向かった日々。

後から始めたOちゃんが焦らないようにと
ご家族は『3月の一般入試が本番だ!』と声をかけてくださっていたようですが
入試直後のOちゃんは手ごたえを感じていたようです。

一方Nちゃんは本番で用意されていた鉛筆の芯が
削っても削ってもポキポキ折れてしまい、
焦りながら必死で描きこんだとか。
鉛筆は一度落としてしまうと中の芯にひびが入ってしまうため
削っても折れてしまいます。
支給された鉛筆がすでにその状態だったのでしょう。
心折れずに描ききったNちゃんエライ!

いづろ画塾_受験モチーフ
当日出題されたモチーフ(再現)

仲良しの二人、それぞれに『合格しました!』と
元気な声で電話をくれました。

良かったね!
これからも仲良く頑張ってね!  


Posted by いづろ画塾 at 14:28Comments(2)受験

2013年02月09日

受験生奮闘記!其の二

いづろ画塾_フキサチフ
昨日、美大受験のために空路で関東に向かったCちゃん
鹿児島空港で搭乗時に
持参道具のフィキサチフがスプレーであることから
飛行機の気圧の関係で乗せられないと没収されてしまいました。

地理不案内なため、どこでフィキサチフを手にいれたものか
困ったCちゃんから塾長にSOSの電話。

ネットで近辺の画材店を調べ
現在地から一番近いのは、新宿?立川?
いえいえ宿泊先の吉祥寺にあったあった!
塾長『キミの泊まっているホテルの2件隣のマルイビルの中にね…』
Cちゃん『まるい?』
鹿児島っ子のCちゃんには馴染みのないお店の名前。
塾長『ゼロワンゼロワンのロゴがあるから。
もしくは、オーアイオーアイというか…』
分かって貰おうと自然に声が大きくなり、
『〇I〇I』のマークを伝えようと塾長は必死です。
なんとかマルイビル7Fの画材店に誘導でき、
『無事、購入できました~』の電話でひと安心。

いづろ画塾_マルスフキサチフ

その後、スタッフは塾長の必死の誘導の口調を思い出し
こみ上げる笑いを抑えることができませんでした。

美大受験生には必携の鉛筆削り用カッターナイフも
機内持込の手荷物の中に入れると没収されます。
必ず預ける荷物の中に入れましょう!

また、飛行機利用の際はフィキサチフは現地購入をお勧めします。
事前に大学や宿泊先界隈の画材店をチェックしておきましょう。
出発前に注意事項として伝えておくべきでした。
Cちゃんゴメンネ。

本日は日本画の実技・6時間の着色写生を受験したCちゃん
どうだった!の塾長の問いに
『せいいっぱい6時間頑張りました!』との返事
やりきったんだね。
明日はまた、新たな気持ちで3時間の鉛筆デッサンに向かってネ!
既卒生はじめ、余裕の表情を見せる受験生(内心は皆不安なんだよ)たちに
呑まれることなく、
自分らしく戦っておいで!
健闘を祈りつつ、皆で帰りを待っています!!  


Posted by いづろ画塾 at 18:57Comments(0)受験

2013年02月08日

受験生奮闘記!其の一

いづろ画塾_段ボール
ダンボールで合格!?
本日は中国地方の芸術大学の合格発表日
薩摩川内から毎日通ってくるH君、見事合格です。

実は試験当日、持参用具の『カルトン』を忘れ
途方にくれて大学側に貸し出しを頼んだところ
断られ、試験開始までのわずかな時間を使って
キャンパス内を探し回り、やっと見つけた代用品
なんとそれは『ダンボール!!』

いづろ画塾_本人が再現
(本人が再現)

ふわふわと不安定なダンボールにクリップで画用紙をとめ、
それこそ“必死”にデッサンしたとか。
冷や汗ものの受験でしたが、あきらめず最後まで描ききったH君。
良く頑張った!!
いかなるアクシデントがおきようとも、あきらめない心が掴んだ合格です!
おめでとう!

受験本番真っ只中の画塾です。
本日は、関東に旅立っていったCちゃん
鹿児島会場で受験中のO君
それぞれ精一杯描き切って帰っておいで!
熱いエールを送り続けますよ。  


Posted by いづろ画塾 at 13:43Comments(0)受験

2013年02月03日

本番を前に…

いづろ画塾_デッサン
迫りくる美大・高校美術科受験。
今日も朝から当塾に集いそれぞれのモチーフに向かう塾生たちです。

美術系高校の推薦入試本番はいよいよあさって(5日)。
元気良く、力強いデッサンを…と、塾長の指導にも熱が入ります。

美大受験組も、すでに関西で昨日今日と本試験に向かっている者。
あと4日…。あと9日…。 国公立美術系大学は今月24日25日本試験。

それぞれ、残り少ない日々、緊張感と焦燥感
なんとか、もうひとふん張り…。と、みんな熱い目をしています。

高校美術科対策は110分。
美大受験は2〜12時間の平面構成、立体構成、
構想着彩、静物デッサン、学科対策、小論対策…。
小論のための美術鑑賞講座も、みんな熱心に耳を傾けています。
いづろ画塾_鑑賞

今日は途中で人物デッサンもはさみました。
いづろ画塾_人物デッサン

新塾生に協力を仰ぎ、快くモデルを引き受けてくれたK君でしたが、
出ました!塾長の『あと、10分延長!お願い』コール
なかなか終了にならずモデルさんも大変でした。
いづろ画塾_人物デッサン

美大によっては時折『人物』が出題されることもあり、
何が出題されても戸惑うことのないように…。との塾長の意向によるものです。

本日は、途中で見学体験の小4の女の子が加わり
夢中で描いている姿に
『絵画』の原点を見る思いでした。
体験直後に本人の『やりたい!』のひとことで
新しい可愛い仲間がまた一人増えることになりました。
いづろ画塾_小学生  


Posted by いづろ画塾 at 18:57Comments(0)受験

2013年02月01日

2月に入りいよいよ受験直前!

いづろ画塾_平面構成
早いもので今日から2月。
受験組の第2陣が本日関西へ旅立ちました。

残りの受験生たちも、本番直前とあって
朝10時から本番さながらの実技対策に余念がありません。

静物デッサン
平面構成
立体構成
着彩
彫塑
美術鑑賞

それぞれ、3時間、4時間と試験時間を計りながらの実技特訓です。

日々、掴み取る感覚を大切に
本番まで走り抜けるゾー

鉛筆デッサン・立体模刻
立体模刻
いづろ画塾_着彩  


Posted by いづろ画塾 at 13:26Comments(0)受験

2013年01月23日

センター終了!本格始動!!

いづろ画塾_試験対策
センターの自己採点も終わり、
それぞれ一喜一憂したことでしょう。

ここからは気持ちを切り替えて実技のスキルアップに
全力投球!
いづろ画塾_試験にむけて
センターが今一歩だったと悩むより
実技で取り返すゾ!

そんな意気込みでやりぬきましょう!
いづろ画塾_鉛筆デッサン
センター後、皆朝から頑張っていますが
大学独自の学科試験について不安がある塾生は
遠慮なく相談してネ
できる限りのサポートをします。

塾生以外でセンター後、
美大受験に不安を抱えている皆さんもいることでしょう。

本番まであとわずか
悩んでいる暇はありません
ラストスパートで走り抜けるのみです。
例年、センター後に駆け込み
必死の努力で希望を叶えた生徒がいます。
是非、当塾のドアを叩いてください。  


Posted by いづろ画塾 at 15:48Comments(0)受験

2012年11月07日

嬉しい報告第二弾!

goukaku

私は、これで羽ばたきます。

コツコツと頑張ったBさんが手中にした栄冠です。

seisakuhukei
seisaku2
kannsei

東京造形大学デザイン学部インダストリアルデザイン専攻AO入試 合格です。

エントリーシートの1次選考を経て、2次の作品持参とプレゼンテーション。

写真やデッサン、平面構成など予めポートフオリオの提出と2次試験当日の


持参作品のために、何週間もかかって制作した『髪飾:胡蝶の夢』とする

立体作品です。困難なこともありましたが、Bさん会心の作品です。

watasi

来春、堂々たる新1年生になって下さいね。

  


Posted by いづろ画塾 at 14:28Comments(0)受験

2012年11月05日

いよいよ本気モードに!!

カレンダー
11月3日の『おはら祭』も終わり
鹿児島では、冬の訪れを待つばかり。
当塾の来春受験組は、秋期AO結果待ちのもの。
ほぼ志望校が決定しているもの。
まだ、若干の迷いがあるもの。
来々春、3年後の受験を視野に入れた受験予備軍や
中学3年生等さまざま。
もちろん、小学生も、一般生も年輩の方々も
ハツラツと、マイペースで楽しみに来塾されています。
そろそろ、年賀状の絵柄づくりに取り組む方も現れる頃です。
いづろ画塾風景
いづろ画塾制作途中
さあ!この時期からアクセルを徐々に踏み込んでいきますよ〜。  


Posted by いづろ画塾 at 16:02Comments(0)受験

2012年09月27日

10/7・8 美大受験実技模試第2弾!

いづろ画塾生作品
<第2回実技模試開催!>
10/7(日)・8(月)


全国各美大の推薦入試が近づいて来ました。
大学によって実技の課題も試験時間もそれぞれ異なります。
志望校や学科によっても対策が必須です。

一般私美大入試まで5ヶ月
国公立美大入試まで6ヶ月となるこの時期に
受験生それぞれの現時点での力を試す実技模試を行います。

前回実施の9月22・23日に続く第2弾です。

前回、学科模試のため途中参加しかできなかった受験生も
今回はスタート時から参加してください。
それぞれの試験時間内で描き上げる“時間配分”を経験することは
とても良い経験になり、前回の受講生にも好評でした。

この日は、日曜日と祝日です。
午前10:00スタート!
ふるって来塾ください!!


※高校美術科志望の中学3年生もご参加ください。

※要電話予約
または塾長かスタッフまでお申し込みください。

※尚、実技模試の際の描画用紙はこちらで準備しますが、
 絵具等の画材は、それぞれご持参ください。

★7日の日曜日は午後から2時間程度の
 人物デッサンも実施します!



3時間デッサン例
いづろ画塾_模擬試験デッサン2
いづろ画塾_模擬試験デッサン3

6時間デッサン例
いづろ画塾_模擬試験デッサン4
いづろ画塾_模擬試験デッサン5

12時間着彩例
いづろ画塾_模擬試験着彩6
いづろ画塾_模擬試験着彩7  


Posted by いづろ画塾 at 14:22Comments(0)受験

2012年09月19日

美大受験実技模試実施!

いづろ画塾_模擬試験実施
実技模試を行います。
<第1回>9/22(土)・23(日)
<第2回>10/7(日)・8(月)

国公立・私立、各美大の推薦入試が近づいて来ました。
学校によって実技の試験時間もまちまち、
志望校や学科によって
デッサン・構想着彩・小論・作品持参・ポートフォリオ提出と
それぞれの対策が必要となります。

また、一般私美大入試まで5ヶ月
国公立美大入試まで6ヶ月となりました。

実技模擬試験終了後、それぞれの作品には、具体的に合格のパーセントを示します。
今後の対策も一緒に考えましょう!

現塾生諸君!この日程は、祝日と日曜日です。
午前10:00スタート!
来塾されたし!!


※もちろん、高校美術科志望の中学3年生もご参加ください。

※要電話予約
または塾長かスタッフまでお申し込みください。

※尚、実技模試の際の描画用紙はこちらで準備しますが、
 絵具等の画材は、それぞれご持参ください。


3時間デッサン例
いづろ画塾_模擬試験デッサン2
いづろ画塾_模擬試験デッサン3

6時間デッサン例
いづろ画塾_模擬試験デッサン4
いづろ画塾_模擬試験デッサン5

12時間着彩例
いづろ画塾_模擬試験着彩6
いづろ画塾_模擬試験着彩7  


Posted by いづろ画塾 at 15:50Comments(0)受験