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Posted by チェスト at

2011年07月25日

30数年前の花嫁さん

8mmをDVD化


唐突ですが、塾生の皆さんはお父さんお母さんを大切にしていますか?

みんなもご存知の通り、最近の塾長は、古い8mmフィルムのDVD化に力を注いでいます。
ご家庭の引き出しに眠っていたフィルムをDVD化して蘇らせる作業です。

先日預かった8mmフィルムはなんと30数年前の結婚式の様子でした。
撮影者は、新郎の叔父さんで、もちろん撮影のプロではありません。
当時、誰も映写機を持ち合わせていなかったとかで
誰の目にも触れる事のなかったものです。

DVD化したことで、今はもうお孫さんのいる年齢となった“花嫁さん”の若き日の姿や
もう亡くなってしまったご親戚が映っていて、
親戚の方々からも“懐かしい”と好評だったそうです。

持ち主の方の了解を得て、一部をここに紹介します。
映像の色などが時の流れを象徴しています。
でも、このご家族にとっては“宝物”の映像です。

古き時代に思いを馳せ、塾長が思った事は
いつの時代も家族の繋がりの大切さです。

悩み多き、若い世代のきみたち。
お父さんお母さんも、今のきみたち同様に
将来について悩み、恋について悩んだ時代があったことを
ちょっぴり頭の隅で考えてみてネ。

お父さんお母さんは、最初からお父さんお母さんとして生まれてきた訳ではなく
お父さんお母さんになるために、きっとたくさんの努力をして生きてきた人たちなんだヨ!  

Posted by いづろ画塾 at 18:22Comments(0)8mmフィルム

2011年06月18日

貴重な文化遺産

8mmフィルムをDVDに
今は故人となられた地元のアマチュア作家の方が制作された
8mmフィルムとの出会いがあり
ご家族の方との不思議なご縁で、そのフィルムをお預かりして
DVDに焼きこみました。
音源は、今は懐かしきオープンリールで録音されたものです。
8mmを映す映写機もオープンリールのテープレコーダーも
どのご家庭からも姿を消していることでしょう。
塾生の皆さんは、そんな機材を見たことも聞いたこともないかもしれませんね。

このたびのDVD化により、古い時代の映像が蘇り
改めて塾長以下、感動をもって拝見させていただきました。
内容はフィリピンのレイテ島で戦死された方々の慰霊のために
日本からご家族の方々が、はるばる現地に向かわれた様子を同行取材したものです。

内容は心に響く、深いものです。
平和な時代に生きている我々が、決して忘れてはならない平和への祈りを感じさせるものです。
これを撮影された故人が“伝えることが使命である”という信念をもって
撮影・編集をされたであろう強い意志が伝わってきます。

塾生、特に美大志望の受験生の皆さんは、これから“創作”の世界に足を踏み入れます。
創作、ものを作り上げるためには、まず、己の意思や信念ありきです。
時代にかかわりなく、意思を持ってつくられたものに、人は感動を覚えます。

今回の出会いにより、歴史の1ページを垣間見ることができました。
一部の塾生にはすでに見てもらいましたが
まだ見ていない塾生の方々にもお見せしたいと思いますので
都合のよい日をお知らせください。

30有余年前の映像を見て、何かを感じてもらえたら嬉しいです。  


Posted by いづろ画塾 at 13:50Comments(0)8mmフィルム