2013年06月06日
美術を海外で。
今年8月末渡米、サンフランシスコにある『AAU(アカデミー・オブ・アート・ユニバーシティ)』
への9月入学をめざしている19歳の青年がいます。
『トイストーリー』など、ディズニー社に代表されるアメリカ流のアニメーションを学びたいのだ
とか。ポートフォリオの審査によって専攻が決定されるとのこと、
只今その充実した作品づくりの真っ最中です。
一昨日までクレイアニメのためのコマドリ撮影をほぼ500カット程撮り終え、
いよいよ編集作業に入ります。
本日は気分を切り替えて『水墨画講座』でした。塗り直しの出来ない
滲みとかすれの妙、基本の“直筆法”“側筆法”による筆さばきの練習の後、
竹や椿の描写です。中国・日本の美術文化、雪舟のようなスケール感のある自然美の中に
カメラがクローズアップで画中の人物や草木が動き出すなんて事を想像するだけでも
ワクワクします。 おっとTクンはアメリカンスタイルでしたネ。
そういえば、ワールドカップ出場権を獲得した日本代表ですが、キングカズのコメントが
印象に残りました。15歳で高校を中退しブラジルへ渡った三浦知良です。
「46歳になった今も日本代表に選ばれるための努力をしている!」
世界は異なれど、美術に関わるのに「年齢何するものぞ!」と思いました。
Tクン、後2ヵ月半ほどではありますが、納得できるポートフォリオにしていきましょう。