2013年07月01日
クリスト

さて、今日から7月です。
画塾の入っているビルが現代アート化しています。
塾生及び卒塾生たちは
クリスト(1935〜ブルガリア・アメリカ)と
ジャンヌ・クロード(1935〜フランス・アメリカ)をご存知でしょうか?
《梱包》をテーマに何でも包み込んでしまう『インスタレーション』の
アート活動を共同でしている作家です。
旧ドイツの議会ビルを丸ごと布で覆ったり、渓谷に巨大なカーテンをかける等…
特に2005年のニューヨークのセントラルパークで展開された、布を吊るした5mの
カーテンを7500枚歩道に吊るすという『ゲート』プロジェクトは、
行政当局との26年に渡る交渉の結果実現。
しかし16日間のみの展示というものでした。

(PHは光村図書出版株式会社 平成19年度版『美術1』、平成13年度版『美術3』を複写)
興味のある方は『クリストーWikipedia』→検索 で調べるといいと思います。
当塾の外観はというと…ム…?
視界がさえぎられ、足場を組む工事の音、高速洗浄の音、
外から見るいつもと異なった景観。
考えようによっては、これも楽しめるものです。

本日の画塾は受験生及び熱心な一般塾生。
それぞれの課題とは別に
皆でクロッキーをやりました。
通信制の美大に入学したK君の課題でもあり
他の皆にとっても、短時間で集中して人物の形を捉える
クロッキーを体験することは大変意義のあることです。
最初は基本的な人体構造、頭部の捉え方の話を人体模型を使って解説です。


照れをすてて、それぞれ交替でモデルを務め、
描く側、描かれる側の気持ちもよくわかったと思います。
集中して『見る』。見たものを『再現する』。
わずかな狂いを描きながら『修正する』。
この繰り返しの中で普段のデッサン力も向上していくはずです。

Posted by いづろ画塾 at 19:26│Comments(0)
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