2014年12月29日
2014年もみな頑張りましたー年末年始のご挨拶ー

先日、塾生さんの画材購入に同伴した画材店の奥様と
『年々一年が短く感じられますねぇ…』と、しみじみ。
年末の締めくくりにと、スタッフ内で2014年中の記録の読み合わせを行いこの一年の業務や出来事を振り返ると、デザイン業務、画塾の日々…あらゆることが、つい先日あったような鮮度を持つ出来事ばかりで、驚いてしまいました。
…日々の記録って大切ですね。ぼんやりと見過ごし忘れてしまうのは…惜しいように思います。
さて、2014年も12月27日、無事『描き納め日』を終えました。
(…とはいっても皆、時間があるときは手を動かし、鑑賞し…感性を磨いておいてくださいネ)
大事な時期を控えている、受験生のみなさんについて記していきます。
ーー高校受験生ーー

松陽高校美術科受験を希望して、中学2年生の時から通塾してくれているAちゃんとNちゃん。
デッサンと平行しながら着彩(水彩・油彩)・立体…色々なものづくりをしてきたふたり。
入塾時からの彼女らの記録データを一緒に見ていきました。
…うん、対象(モチーフ)を感じ、表現したいと思う気持ち・描くちからが着実についてきたね。
合わせて、前年度までの合格した先輩の当時のデッサンを検証。
自信のついた表情に、すこし焦りが混じります。
『これを超えたい…!』
しっかりデッサンをした後は、以前から気になっていた『鉛筆の削り方』再講座。
ふたりとも左手でカッターを使うため(!)、背中に汗をかきながら『右利きの理屈』を左手に適用しつつ、解説・実践。
…晴れて、私も左手で鉛筆が削れるようになりました。
カッターを持った手を動かすのではなく、
鉛筆を持つ方の手、カッターの背にあてた親指を支点に、4本の指を自分に引き寄せる。
一面研げたらクル、クル、まわして。
鉛筆の芯は木と硬さが違うので力を調整すること。
カッターの刃の角度にも気をつけるべし。
仕上げはカッターを持った手で、丁寧に芯の先を整えます。
おうちでもリトライして、自分にとって心地よいスムーズな研ぎ方を見つけてね。
丸まった鉛筆の先では表現できない部分があります。
(…という話が、スッと伝わったのが嬉しかったです。)
なつかしの『高速鉛筆研ぎ・by塾長』YouTube動画はコチラ。
…あれ?カッター持った手を結構動かしてますネ…。。
使い慣れてからは、人それぞれ。…ということも言い添えておきます。
自分の身体の一部のように画材を使えるようになれば…所謂『きまりごと』はないんです。
ーー大学受験生ーー

鹿児島市から遠方の、鹿屋市から通ってくれているKちゃん。
塾長のことのあと、とても心配でした。
…しかし彼女はここで頑張り、自分の夢を叶えたいと示してくれました。
ここ数ヶ月『強く、確かな』デッサンと、様々な切り口での色彩構成に取組んでいます。

工業系高校のSくん。
デッサンでは慎重派…と思いきや、構成では大胆な構図をキラリ。
的確で素早く・力強いデッサンと、『もう一手間』かける色彩構成をしていきましょう!

11月に入塾したMくん。
三者面談でデザイン系に進みたい、との意志表明後、着実に力をつけています。
輪郭に線を溜めてしまう癖や、構図の問題など、一歩ずつ課題をクリアしています。
しっかりと、支えていきます。
ーー塾生さん(学生)抜粋ーー
全員にコメントをしたいところですが、記事がどこまでも長くなってしまうため…今後に乞うご期待。

日本画学科志望・高2のOちゃんもまた遠方、宮崎県・都城から通塾してくれています。
27日は来られず残念でしたが、年明け、入塾時からの記録を準備して待ってます。時系列による自分の絵の変遷を見ていくと、なかなか感慨深いものがありますよ。

夏のAO入試でいちはやく女子美ビジュアルデザイン科への進路を得たKちゃん。
現在は入学事前課題の大詰め。B1サイズの、初めての大作に挑戦中です。
骨子ができた段階で年末を迎えられてよかった。悩んだ甲斐ある、魅力的な作品になりそうで楽しみです。
松陽高校3年生のあおちゃんは、画塾のご近所ということもあり、時折遊びにきて学校の様子や同級生たちの近況を教えてくれます。
長岡造形大学合格おめでとう。…受験前、悩んだ時期はあったけれど、自分の『芯』をしかと持つあおちゃん。今後も、益々花開いてゆくと思っています。中学生ながら貫禄ある風情で、塾長と笑っていた、おさげ姿の頃が懐かしいです。
先日いただいたリンゴ、しっかりモチーフにさせて頂きました。ありがとね。
最終日も頑張る塾生さんたちとともに、嬉しいゲストも来て下さいました。
まずは、ムサ美のデ情3年生、夏にはスーパーモデルを務めてくれたRちゃん!
容貌も言動も訪れてくれるたび大人っぽくなり、今後が本当に楽しみです。
現在は「大学つながり」でなく得た、舞台美術に携わる日々。春まで忙しそうです。
そして、長年グラフィスでデザイン業を、
画塾ではデジタルソフトの操作を優しく教えてくれるお姉さん&モデルをこなしてくれたスタッフ、Hさん&愛息のHくん。(…気付けば一緒の頭文字ですね)
忙しい中も息子さんとともに時折遊びにきてくれる彼女は、『ここ』で長らく苦楽を共にしてきた先輩でもあり、友人であります。
Hさんが在籍していた頃、前述のRちゃんは高校生でした。
浪人し希望の大学を目指して連日画塾で頑張っていた彼女はHさんがご結婚し県外へ旅立つ際、涙を流し別れを惜しんでくれました。
そして今は大学生として様々な課題をこなし、自分の将来についてリアリティを持って考え動き始めている大人になったRちゃんと、1歳10ヶ月の男の子の母となり、当時とはまた違う悩み・課題…そして希望や自信を得たHさんとの邂逅。
とても素敵なタイミングでした。
かくいう私は、塾生さんの立体制作の土台づくりの補佐中で、発泡スチロールの削り粉で全身真っ白け…。
撫でた愛息の髪の毛にも削り粉が!あわわ。
最終日で気合いの入った面々への対応で、あまりお話しできなかったのは残念ですが…また今度!
Kくん作・ロバの塗装前に騎乗していたHクン、帰り際に念願の『完成版』にまたがり、記念撮影!

準備中のさなか電話をくれたのは、大分県立芸術短期大学のMちゃん。
ムサ美映像科への3年次編入が決まったそうです。
慌ただしくしていたため私はお話できませんでしたが、春休みに来てくれるとのこと。楽しみにしていますよ。
私にできることは、そのひとの望む技術や知識、必要と思われることを私のできる限り提供し、
そのひと自身のフィルターを通し咀嚼・吸収し、それを発展させてもらうことと思っています。
それは、父でもあった塾長から、さまざまな人々から、
学生の時分や社会に出て以降、教えて頂いたものや実経験から感じ取り、自身の判断の上で咀嚼してきたものです。
未熟ながらも自分自身が渇望し、模索し積み重ねてきた考えや経験に基づく表現…
それに加え、現在進行形で生きているからには『出来事』は起こり、対応するべく自分の知識や力が足りないところは補填していく。
大人になっても、大人だからこそ尚。日々勉強だなぁ…と思う日々です。
常連のみなさん、新規のみなさん(入塾から日は浅くともしっかり馴染んでいるのが素敵です)も、
卒塾生のみなさん、親御さま、気にかけて下さる方々。
今年も大変お世話になりました。
来年も、よろしくお願い致します。
すこし足が遠のいて遠慮されている方も。
『描きたいな』というときに。『相談したいな』というときに。
お立ち寄り頂ければ幸いです。
Posted by いづろ画塾 at 17:24│Comments(0)
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