2015年09月07日
2年。

『はや1年』から、もう1年。…9月です。
2013年の9月。
2014年…2015年。
父が去り、2年目となる今ですが…
受験生は、3期目。
光陰矢の如し、と先人はよく言ったもので。
前の記事(2月)からだいぶ開いてしまいましたが、どっこい、皆元気です。
3月はデザイン業務が立て込むことは昨年も記していましたが、
画塾においても前年度と異なり、
私大の後期や公立大学の中・後期の受験生が主であったため、
グラフィス・画塾ともにフル稼働でした。
そして3~4月を期に旅立つレギュラーがおり、
合否の一喜一憂や旅立ちの送り出しの慌ただしい日々。

▲1月〜8月に訪れてくれた卒塾生さんスナップ(一部)
別れの寂しさを感じる中、新たな仲間がすこしづつ増え。
5月も色々と。
6月は気力ばかりを頼みに走っていたところ…倒れ。
即日復帰しましたが、過信は禁物と思い知らされました。
気力だけ、じゃ駄目みたいです。
スタッフ、塾生さんをハラハラさせてしまい、反省しきりです。ごめんなさい。
7月。夏期AO入試を控えたOちゃん、受験直前対策の日々。

▲Oちゃん作品群。左端が2013年、真ん中が2015年の自画像、右はデッサンと水墨画練習。
…彼女は塾長が『受験生』として向き合った、さいごの塾生さんです。
塾長と同郷、宮崎県都城市から通う、小柄ながらも強い意志を感じさせる瞳の子で。
高校1年生で入塾し、数ヶ月目のなかで訪れた突然の塾長との別れ。
私自身、迷いの中かけた報告の電話にて、私の来し方をお話しした上で、
受験を直近に控えた生徒さんがいらっしゃるため画塾は続けるけれども
不安の際は、他の教室をご案内させていただく、といったお話をしました。
『やめる理由がない』
後日、親御さまづてにお聞きしたOちゃんの言葉は、
身の引き締まる責任感とともに、力強く、私達を支えてくれました。
(勿論、塾生さま、温かい言葉や訪問をしてくれた皆様ともに。)
進路に迷う中行ったオープンキャンパスで
京都造形大学の日本画学科を志望したOちゃん。
8月、来年の自らの進路とすることを叶えました。
合格の報告とともに
『これからもよろしくお願いします』との言葉。…嬉しく受け取りました。
これからも技術や知識を深めながら、『Oちゃんワールド』を高めていきましょう。

▲KくんとMさん送り出しの日に。久々のパノラマ撮影。
塾長が『受験生』として向き合ってきた塾生さんたちが、新たな旅路へ漕ぎ出していきます。
まだ道は続きますが…
ほっとした。というのは、たしかにあります。
画塾と、デザイン業務との両立。そこにおける私の責任。
『ここ』を続ける事の意味。
記事を更新し続けることは、
父の記事を過去のものとしていくことでもあり。
…さまざまな思いが交錯し、なかなか近況を書き出せずにおりました。
新たな塾生さんや体験・見学の方が訪れて下さるなか、
当たり前ですが、新規の方は、塾長(父)のことを知らない前提、という現実があります。
また、今なお塾長の思い出を語り合える、通塾を続けて下さっている塾生さんの存在があります。
塾生さん達ひとりひとりと接し、日々違う会話・取り組みに…悩み、喜び。
そんなあわただしい日々に、とても感謝しています。
描き方や作り方の説明の際、
『擬音が多い』と塾生さんに笑われてしまう私ですが…
塾生さんの求めを受けたり、必要を感じて再勉強する際。
それを伝えるとき。リアクションを目の当たりにするとき。
共にワクワクするとき。
生まれるこの感覚は、うれしい、ということなのだと思います。

先日は、一般塾生、Epimbiさんの希望からカメラの歴史についてお話しました。
えびの市からの塾生さん、Fさんも面白そう、と同席。
お二人とも、社会人塾生さんならではの自らの経験や哲学を交えた反応や会話が面白かったです。
Fさんがフィンランド旅行で見たオーロラの撮影のために色々勉強した話、旅先の文化…。
回り回って世界史、1733年『ボストン茶会事件』の話になり…
高校生のWクン、中学生のGクンを巻き込んで和気あいあい。
Fさんがたまたま着用していたTシャツにプリントされた“BOSTON”の文字で見事にオチがついたという…。
入塾時はなかなか絵に集中できなかったWクン。
…今では絵を描くスタンスや画力。見違えるようです。
画塾を明るく照らすムードメーカーになっています。
『自分らしい』進路を模索しつつ、バイトを再開。
『塾長先生』のことを楽しげに話して下さる湧水町・Kさん。
日々のお仕事もこなされながら、熱心に自宅でも創作に取組んでいらっしゃいます。
彼女は、今やWebデザイナーとして頑張っている卒塾生、Tちゃんの叔母さまでもあります。

▲Kさん制作風景と、今年頂いた暑中見舞い。ポピーの絵もKさん作。
塾長とのやりとりのなかで油彩に魅力を感じ、
まずは好きな作家さんの模写から、と一歩ずつ積み上げてこられました。
徐々に身の回りの風景から、愛するお孫さんの絵を描き始め。
暑中見舞いや年賀状でご自身の絵を添えて送られるようになり。
年始からずっと取組んでいた絵を携え、
9月20日からのシルバー文化作品展に出品されます。
はじめての油絵の額縁の購入に、一緒にT木画荘さんへ珍道中。
額縁と絵画の組み合わせで変わる雰囲気が洋服のコーディネイトのようで、楽しい体験でしたネ。
日々何かが起こり、慌てることも多々ありますが
互いの一所懸命さや楽しむ感覚を共有する中で
結果、なんだか素敵な一日だったね、とエンドマークがつけられる。
そんな日々に心より感謝、です。
この夏も、以前は受験の緊張感に張りつめていた子たちが、朗らかに訪れてくれました。
大学生、社会人になった子。
一般塾生として通って下さっていた方。そのご家族。
訪れなくとも、電話やメールをくれる子、気がかりにしている子もおります。
ひとりひとり、状況は様々。
中学生、高校生。
大学生。
社会人。…そして…?
わかりやすい『ゴール』はない。
歩み続ける。のみ。
・・・なんていうのは、寂しいことなのかな?
わからないけれど、
歩みのさなか、ふと思い出してくれること。相談してくれること。
後輩のために良き先輩になろう、と踏ん張ってくれること。
『あー、画塾だー!…って思いながら階段をのぼってきたんですよ!』
と訪れてくれること。
とてもとても、嬉しく思うのです。
Posted by いづろ画塾 at 17:51│Comments(0)
│日々
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
|
|
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。