2010年10月25日
鑑賞講座“ゲルニカ”
ピカソの代表作である“ゲルニカ”鑑賞を行いました。
世界史の授業などで耳にしたことがあったり、
美術の教科書等で見たことがあったりと、
その作品名については知っていても
詳しい話を聞いたのははじめてという塾生が多く、
中学生から高校生の塾生たちは皆、興味深く聞き入っていました。
当時の時代性、社会事象の中、ピカソがこの絵で何を訴えたかったのか。
武器や殺戮といった事柄を具象として描いてはいないのだけれど
伝わる悲しみ、怒りが作品を通して見えてくる。
世界史のひとつの知識としてしか知らなかった“ゲルニカ”と、巨匠“ピカソ”。
双方への認識が深まり、口々に「面白かった。」との声が上がりました。
話は同時代の画家達の表現スタイルにも及び、
特に油科志望の塾生は、講座が終わってからも熱心に質問したり、
画集を改めてじっくりと眺めていました。
今後も折に触れて、このような講座の機会を設けていきたいと思います。
Posted by いづろ画塾 at 12:15│Comments(0)
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